第1部2章 アルストリア
2章の舞台はアヴィの生まれ育った騎士の国。田舎。
騎士たちが朝から晩まで中庭で剣術の稽古をしている。
国はたびたびユメクイに襲われてるけどアヴィと騎士たちのお陰でなんとか持ちこたえてる感じ。
エミール
アヴィを慕う騎士のたまご。
この期に及んでまだ「自分はトロイメアの姫なんかじゃない」「元の世界に帰りたい」とだだをこねる主人公を優しく慰めて「きっと帰れるよ」「僕が守るよ」って言ってくれる小さいけど大きい男の子。
アヴィみたいに強くなればユメクイに襲われて目覚めない妹を助けられると信じていたけど、突然国にやって来た怪しい宗教家に「夢や希望を持つからユメクイに襲われる」「絶望してればいい」なんぞ吹き込まれなんやかんやあって眠ってしまう
カーサ
怪しい宗教家。学術機関マグナに従事。アルストリアの町はずれにある教会で「ユメクイに襲われないための絶望理論」みたいなのを説いてる。既に盲信して廃人になってる町人も多そう(エミールの両親もマグナ教に入団済
ユメクイはユメクイでたぶんなんとかしなきゃいけないんだろうけど、それよりも夢がないと生きていけない世界の人たちに「夢を持つことが恐ろしいこと」だと触れ回ってるこっちの方が厄介な気がする。
マグナ教に入団してる人は廃人生活の末に結局夢を捨てて眠ってしまうんよな?
最終和解するか叩き潰すかしなきゃいけなくなるだろうと予想するとラスボスはこっちなのかも。
ユメクイ
「禍々しい」とか言われてる割にはおめめくりくりの削る前の鰹節みたいな存在。
暗闇を移動する、光には寄ってこない、夢や希望が強いところに現れる、しがない町人Aとかよりも夢の力が強い王子たちを好んで襲ってくる。
鳴き声がカワイイ←
お兄ちゃん
ちょいちょい夢に出てくると思ったらこの子主人公がトロイメアの姫だった頃にお城で一緒に暮らしてたお兄ちゃんなんですって←
ユメクイはトロイメアで生まれた、なぜ生まれたのかは分からない、でもトロイメアにおいで、待ってるよって言ってました。
恐らくもうすでにユメクイにやられて眠れる城の王子様になってるんだと思う。だからわたしの脳内に直接話しかけて(以下略
ムーンロード
月が海を照らすとできる星屑の道。月の満ち欠けによってどこに繋がるのか分からない。
何ヶ月もかけて正しい順番で渡らないと「ムーンロードの果てにある」というトロイメアには辿り着けないらしい
アルストリアの騎士たち
眠ってしまったエミールを救うためにもユメクイの生まれた地トロイメアに向かうことを決意する主人公、心配だしお供したいけど「俺はこの国を離れるわけにはいかない」って葛藤するアヴィ。
颯爽と現れて「王子!!!ここは我々にお任せください!!!」っていう騎士たちカッコよかったな
この記事に関連する記事