第1部3章 フェアベルク
次のムーンロードが架かるまでの宿探しで訪れたおもちゃの国フェアベルク。
街はおもちゃでできていて人の気配がなくぬいぐるみがそこかしこを歩いてる。
街外れの洞窟の奥に指輪の気配を感じてとりあえず入ってみることにする一行。
(ナビは王子が眠っているであろう指輪の気配を感じることができるもよう
ヒナタ
目覚めさせたのはおもちゃの国フェアベルクの王子。わがまま全開やりたい放題の男の子。
ユメクイに襲われないよう国の人々を魔法でぬいぐるみやおもちゃに変えてしまった張本人(ただしヒナタ自身は魔法が使えないので従者の魔法使いにやらせてる
でもこれが本当に正しいのか、逃げずに戦い続けるアヴィの姿にちょっと心が動いたりもしている様子。
キングオブショタボイスあゆむらせの声帯を持ち、テディベアのモモちゃんとはいつも一緒。
主人公を「お姉ちゃん」と呼びベタベタに懐いてくる。
ブレア
ユメクイと戦うために立ち上がった討伐団体のリーダー。志気高めのゴリマッチョくんであったがある日ヒナタによりおもちゃにされてしまう。
家族が「ブレアを元に戻して」とお願いしに来るが、「おもちゃになればユメクイに襲われる心配がないんだからいいじゃない」とヒナタに一蹴される
パスカ
魔法使いでヒナタの従者。ヒナタに逆らうやつマジ許さんマン。
「国のみんなを元に戻してあげよう」とヒナタを説得する主人公を勢い余っておもちゃにしてしまい、「お姉ちゃんの手が冷たい」「もう喋れない」と泣いてしまうヒナタを見て考えを改め、みんなを元の姿に戻しました。めでたし!!!
余談
正直3章読了時点でわがままぶりっ子なヒナタがあんまり好きになれなかったんだけど、トイマーケットのヒナタを切っ掛けに彼をいろいろ知りたくなって、結果めちゃくちゃ大好きになりました。
ヒナタには、モモちゃんをプレゼントしてくれた本当の母上と、どうしてもヒナタに厳しくできない育ての母上が居るんだよね。天使と悪魔が共存してるみたいな彼の人格には、この2人のお母様が影響しているのかも。そしてそれが彼の最大の魅力なのだなぁと感じるようになりました。
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