第1部4章 紅梅国
あ、すっかり忘れてたけど前回ヒナタが新たに仲間に加わっていまアヴィ、メディ、ルーク、姫、ヒナタの5人で旅してます←
4章は個人的にはとても思い入れが深いです。
いよいよ夢100面白いかも沼るかもって思い始めたのがここだったのでw
外交が少なく、独特の文化を持ち、桜が見事で、勇猛果敢と謳われる国、紅梅国。
そこで指輪の中から目覚めさせた王子様はなんと、、
オネエだったんですね。
白葉
武芸全般に秀でている美しいものが好きな美しい和装王子。
紅梅国の文化や伝統にとても誇りを持っている。
オネエ口調だけどここぞという時に男口調になるとんでもギャップ持ち。
姫も心許しがちで、簡単にほっぺぎゅーされたりハグされたりする。
CVもりっくなんだけど破壊力やばいです。
実は腹筋がバキバキに割れてるのも魅力のひとつ←
手広くやってるマグナ
なんやかんやしてたらまた会いましたマグナ学派のカーサ。アルストリアにおったんちゃうんかい。
今度は白葉の父上母上含む紅梅国の人々を取り込み、国に古くから伝わる願いの灯のおやしろにみんなを集めて謎に讃美歌集会してました←
「夢を持たなければ大丈夫」「絶望してればユメクイには襲われない」それは逃げであり楽でいいよねと言い放つヒナタ。成長してる。
でも実際ホントに夢や希望を捨てたらユメクイは襲ってこなくなるんだよね。夢のエネルギー的なものが強いほど手強いユメクイが現れるのも確かだし、もちろん夢がないと死んでしまう人たちに向かって絶望しようは極論だけど、一旦ユメクイがなんなのかどうにかできそうなのか目途が立つまではみんなできるだけ夢はささやかに省エネで生きましょうは悪くない手段なんじゃって気がしなくもない、、
けど、大好きなアヴィがとにかく夢全開で「カーサ!!!お前たちのやり方は間違ってる!!!!」って怒ってるのでやっぱ間違ってますね←
エミールの死
カーサと無駄話してたら「あの少年はもうこの世にいない」「あなたたちのやり方ではたったひとりの少年すら救えない」とか言いやがる。どうやらハッタリじゃないらしい。
もうこれめちゃくちゃ心臓ぎゅっとしたよー。涙
「エミールを救うためにも」って言って旅が始まったってのにさ。
ぶっちゃけエミールが眠りについてしまうまで「元の世界に帰りたい」しか言ってなかった姫。
快活な、熱血な、自分が未来を切り開いていくという決意に満ち満ちたアヴィと一緒に田舎で育ったエミールは、本当に前向きで、パワフルで、出会ってからずっと姫を元気付け、弱音を吐かず、励まし、背中を撫でてくれました。
なのに姫ときたら、絶望にのまれそうになったエミールが力なく「僕のせいなの?」「僕が夢や希望を持ってしまったから妹は襲われてしまったの?」と問うのに何も答えてあげられませんでした。なにやってんのもう!!!
姫の心理描写は細かくなかったけど、わたしだったら悔やんでも悔やみきれないと思う。
なんで「そんなことない」って言ってあげられなかったんだろう。「僕のせいだ」って思いながら死んじゃっただなんてあまりにも不憫過ぎる。居た堪れない。
でもちょっと気持ち分かるのが、この世界の人たちにとって姫ってとにかく物凄い存在なんだよね(語彙力
王子も民もみんな初対面なのに姫のこと知ってるし、姫の祈りを欲してるし、姫さえ居れば大丈夫、姫がなんとかしてくれるってどこかで思ってる。
それって凄い重圧だし、プレッシャーだし、まだ自分が何者なのかもよく分かってないのに、そりゃ逃げたくもなるよなって。
案の定、落ち込んでひとりになりたいという姫。
紅梅国のお城の一室を借りてまどろんでいると、白葉がやって来て「うんとキレイに着飾れば気持ちが晴れやかになるわよ」って着物を着付けヘアメイクをしてくれる。
ずごくいい。ネエさんにしかできないこういう元気付け方。
ちなみにここ、ドレスアップした姫があまりに美し過ぎてみんな口々にべた褒めしていくのだけど、きっとそこに居る誰よりも姫に見惚れちゃってるアヴィだけが何も言えなくて、白葉に促されてたった一言「いいんじゃないか」って口にするのにべらぼうに赤面している様子がなんともかわいい。
惜しまずレディを褒めることが出来る王子然とした王子たちに囲まれた王子らしからぬ王子よw
お兄ちゃんには時間がない
こっちの世界に来てからというもの、夜寝るたび夢に出てきていろいろ喋りかけてくるお兄ちゃん。今回は会話の途中で闇に飲まれて突然話ができなくなってしまう。
目が覚めると「うなされていましたよ」とナビ。夢の内容を詳しく伝えると、「実はお兄様には時間がありません」って言う。
まぁ、でしょうねぇ。。
だってユメクイはトロイメアで生まれてる。お兄ちゃんはトロイメアに暮らしてる。単純に考えたらきっといちばん最初にユメクイに襲われたのがお兄ちゃんだし、誰よりも長く眠っているんだろう。
便利な指輪に吸い込まれてくれてたらいいんだけど、なぜか異世界に飛ばされてた妹が肝心の指輪を勝手にくすねて来ちゃってたみたいだからね。
しかも、もしかしたら各国で対峙しているユメクイは子分みたいな存在で、トロイメアにはその親玉が居るのかも知れないよね(だってぶっちゃけめっちゃ弱いもんユメクイ←
そもそも夢王族の執事であるナビが物語の冒頭で既にトロイメアを離れてアルストリアに居たってことはもう仕えるべき人たちはみんな眠ってしまってて国全体がとんでもないことになってるはず。
お兄ちゃんの安否も心配だし、何より夢王族が夢を与えないと夢世界が維持できないんだから、そこが壊滅状態ってたぶんわたしが思ってる300倍くらいはやばい状況なんだと思うよ(しれっと
まぁでもお兄ちゃんは夢王族の王位継承者なので一般人に比べれば夢の力が強いはずだし、持ちこたえてくれるでしょう。彼のポテンシャルを信じて引き続き旅を楽しみます。
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