夢100ゆめくろメインストーリーのネタバレ満載備忘録
夢世界を語る

ページのトップへ

第2部3章 ショコルーテ

チョコレートの国ショコルーテに到着した一行。フレイグの故郷トルークビルではチョコレートは非常に珍しい食べ物で滅多に口にはできないらしく、着いて早あれもこれもうまうまなフレイグが微笑ましいw

チョコレートの国の興りは、ある3人のショコラティエがその腕を認められ、商人たちがそれぞれを王族として擁立し、3つの国家を築いていったことが始まり。
なので、ショコルーテの他にもショコルーナ、ショコラベリィと王制の国が隣接し、それぞれに代ショコラティエである王子様が居てみんな仲良し。

近日、この3国共同の盛大な催しである権威あるコンクール「ショコラティエマスター」が開催されるということもあり、街中のチョコレート職人たちがその自信作でこれに挑もうと活気付いていた。

コロレ

チョコレートの国ショコラベリィの王子。
おっとりマイペースな性格ですぐ頬が赤くなってしまう照れ屋。
「すふれ」という名前の犬を飼っている。
アヴィのフラフがこっちの世界で言うゴールデンレトリバーなら、すふれはポメラニアンでしょう←

夢100の王子様は結構みんな好きになったらまず手を出してくる肉食系なんですが、コロレは太陽月両ストちゃんと真正面から「好きです」「付き合ってください」って言える系男子。
おすすめです。(ぇ

クレト

チョコレートの国ショコルーナの王子。
一流のショコラティエを輩出する名家「ラッテ一族」の血筋で、ショコラティエとしての腕はとても優れているはずなのに、いつもいまいち自分に自信が持てない。
クレトくんは出会った頃から今年のコンクールには出るか出ないかって悩んだりしてたなぁ。
ちなみにこの赤チェックのマフラーはしょっちゅう姫に貸してくれます。
マフラー貸してくれるってなんかいいよね←

リカ

チョコレートの国ショコルーテの王子。
チョコのテイスティングや食材選定の目利き力に優れている。
城で公務をするときはリカ王子、それが終わると「ダーク」という名で街に出て仲間たちとお酒を飲んだりゲームとかして遊んでる。
でもこれ実はただの夜遊びではなくて、「王子」じゃなく「友達」として街に溶け込むことで本来王子の耳には入ってこないようなごく小さな声にも耳を傾けられるという、ショコルーテの治安維持や防護のためにやっていること、だったりもする。

この王子様全然お迎えできなくて、最近やっと両スト読めたんですけど、実は「ダーク」はもちろん国のためって側面もあるけどそれだけじゃなくて、「城でひとりぼっちは寂しくてたまらないから」「ダークになってみんなといると寂しくないから」っていう、いつも誰にも左右されない己が道を行く彼の「かわいげ」みたいなものがちょっと垣間見えてしまい、なんでみんながリカちゃんに夢中なのかが分かってしまいました。
ちなみに肉食系ですw

チョコレート盗難事件

チョコレートショップが立ち並ぶ通りの方から悲鳴が聞こえ駆け付けると、そこにはショーケースのチョコレートをむしゃむしゃ食べてるシリルの姿が。

「お店の物を勝手に食べちゃダメ」と注意すると、「なんで? ぼくが拾ったんだけど」って。
CVながにゃんだからってのもあってなんかすっごいかわいいが、、←

って思ったけど、普通に人で無しでした。通りに出て街を襲うシリルはルーファスやイザークと同じように禍しいものを身に纏い、逃げまどい助けを乞う街の人に対して「もっとマシなセリフにしたら?」「それが最後の言葉になるんだから」と吐き捨てる。

ただ、ルーファスやイザークとちょっと違うのは、シリルはとにかく終始気だるそうに、イライラしながら渋やらされている感がある。

姫やナビを睨みつけながら「あんた達がやることやらないから自分はこんなことしなきゃならない」とぼやいてみたり、ナビを指して「もう人間でもない」と嘲笑してみたり、明らかに兄妹の境遇やこれまでの旅のこともよく知る誰かから何かを命じられてここに居て、「させられていること」それ自体に苛立っている様子。

そして普通に強い←
蜘蛛の糸とか蠍の毒みたいに姑息な感じじゃなくて、小さな体で身のこなしは軽いのにめちゃデカい鎌を振り回して大人5人を普通に相手にできる(怯

偽物のコンクール

なんとかしてシリルを止めて彼から詳しく話を聞きたいと考えた姫は、3人の王子たちの協力を得てニセの「ショコラティエマスター」を開催し、恐らく夢を一気に奪えるコンクールを狙って現れるであろうシリルを誘き出して取り押さえるという作戦を決行する。

コンクールの司会者も審査員も参加者も観客も仕掛け人。街のポスターとかチラシも全部偽物。なんて大規模なドッキリなんだ。

案の定会場に姿を現したシリルだったが、こっちの作戦通りなのにマジで強いので普通に苦戦する。
ユメクイも大量に生み出して暴れさせてくるし、ちょっとこっちがピンチになっちゃうんだけど、その時どこからかシリルめがけて短剣が飛んできて、間一髪形勢が逆転する。

ここもう1回読み返したんだけど、どうもこの短剣、シリルがさらにユメクイを生み出そうと黒紫のもやみたいなものを立ち昇らせた瞬間に、その黒い気配を一瞬で消し去った、みたいな書かれ方だった。

ちょっとひるんだところで、「シリルを傷付けるつもりはない」「話を聞かせて欲しい」と姫がお願いすると、意外にあっさりお城まで付いて来てくれるシリル。
ワンチャンいちばん話の分かるやつかも知れん…

アトラス

お城の一室で改めてシリルにいろいろ尋ねてみると、自分は「兄さんたちに頼まれて夢を奪って回っている」こと、その目的は恐らく「お腹が減ってるから」であろうこと、「黄昏色のムーンロードを出したり消したりしてるのも兄さんたち」で、自分たちは「アトラスという国から来た」ことなどを教えてくれる。

アトラスという国は、ナビも、姫も、アヴィも、フレイグも聞いたことがない。
ちなみにわたしも知らない←

そうしてなんやかんや聞いたところで部屋の外からとんでもなく禍しいユメクイの気配がして出てみると、そこには「末っ子を迎えに来た」というルーファスの姿と、夢を搾り取られて床に倒れ込んでいる大勢の人の姿が。

「次は花咲く国でデートしよう」と言い残し、シリルを連れてその場を去ってしまうルーファス。

デートの前に君はまずお腹をしまいなさい!!!←

夢を奪われた人たちを夢の力で目覚めさせ、仕切り直しのコンクール「ショコラティエマスター」を見届けてから、一行は花の精の国ヴィラスティンに向かいます。

キエル

前章からちょいちょい描写が挟まっていた男の子。「みんな今は安らかに眠っててね」「じゃあ行ってくるね」みたいなこと言いながらどこかを出発するような感じだったので、たぶん、ユメクイの被害に遭ってしまった自分の仲間を救うために姫に会いに来たんだと思われる。

今章、ついに直接お喋りできて、「名前はキエル」「次に会う時まで覚えておいてね」「次に会う時は俺と君のこと、そしてアトラスのことを話そう」と言って去ってしまった。

シリルと対峙したとき、短剣で助太刀してくれたのもこの子だったらしい。

イヴァン

イザークを「兄さん」と呼ぶもうひとりの仲間。
もう既にヴィラスティンに到着して街をうろうろ歩いてる様子。
似てないけど4人兄弟だったみたいです。

もしかしてこれからもこうやって後から後からどんどん兄弟が出て来て最終おそ松さんみたくなるんか←

アダム

第2部冒頭から姫の夢に出て来ては「始まってしまう…」「どうか夢を…」って喋りかけてた男の子。
今回の夢では声だけじゃなくちゃんと姿も見えて、名前も名乗って、これから姫はある選択を迫られると思うけど、「僕のことを憐れまないで欲しい」と訴えた。優しいけど悲しい声。

よくよく聞いたら「悪いことが始まってしまう」「どうか夢を僕に与えないで」って伝えていたみたい。

ちょっと情報整理させてくれ

なんか一気にいろんなキャラが登場してわけ分からなくなってきた←

まずアトラスという国から来た夢を奪う集団には今のところルーファス、イザーク、シリル、そして恐らくイヴァンの4人が居て、たぶん全員ユメクイを生み出すことができる。
「お腹が空いてる」とか「子どもの夢は美味しい」って表現が比喩なのかは分からないけど、夢の力を一応自分たちの体にも取り込んでいるんじゃないかと思われる。
あとみんな自分の体に蜘蛛や蠍やその他爬虫類それぞれ生き物を飼っていてそれがトランシーバーみたいになって連絡を取り合えるらしい。

そしてどこから来たのかは分からないけどキエルは、恐らくユメクイ集団の黒い気配を消し去る能力を持っているであろうこと、「こっちの世界にもこの力があるんだ」ってつぶやくシーンがあったので、それが何を指していたのか分からなかったけど姫の「夢の力」のことだと仮定すると、夢世界とは別の世界で夢王と同じような立場にある人、姫と同じような能力を持つ人なんだと思った。

あと、キエルはユメクイ集団の出身国アトラスについても知っている。
眠っている人たちに行って来ますって言って旅立っているので、あの集団に眠らされたもしかしたら大勢の人を助けるために遥別世界からやって来たのかも知れない。

となるとフレイグの出身国トルークビルもユメクイ集団やキエルと同じ世界にある国なのかも。
こっちで言うアルストリアのアヴィ的な立場の人がトルークビルのフレイグなんじゃないかな。

アダムは、ちょっと分からないけどたぶん君もそっちの世界の人なんだろう。(てきとう

夢世界ではないもうひとつの世界のホープ的な立場の人が今度こそ救われる話になっている、のかなぁ。ちょっと覚え書きなので順番とかめちゃくちゃですいません。

チョコフレイグ

今章のギャグシーンはショコラティエマスターに何故かたっての希望で出場したフレイグと、それに付き合わされたアヴィとナビのドタバタお料理劇。
フレイグが指揮を取り、ナビが客席に愛想を振り撒いて、アヴィがチョコを作るという役割配分のチーム編成。

出来上がったチョコは「チョコフレイグ」と命名され、エントリーするも結果は参加賞。
フレイグが物凄くイキイキして楽しそうだったのと、アヴィがあせあせしながらパティシエのコスでがんばってひとりでチョコを作ってるスチルが最高にかわいかったですw