夢100ゆめくろメインストーリーのネタバレ満載備忘録
夢世界を語る

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4章 ディレッタント

胡蝶の使う黒い粉や黒妖精を仕込んだ武器について調べてくれていたソルシアナのエストとギー。
彼らによれば、黒い粉に冒された人たちによく似た症状を伴う謎の病の発症事例が150年程前に世界各地で確認されていたという事実が判明した。
ただし、記録として残されているわけではなくまるで隠ぺいでもされているかのように1件1件が単なる精神病のように処理されていたと言う。

それってもしかしてユメクイによる被害?
うーんでもたとえトロイメアやレコルドに残された記録書が全部誰かに抹消されたからとて、ユメクイは夢世界を夢世界たらしめる世界そのものの記憶だと思うので、たった150年でどこの国からも風化して忘れ去られてしまうなんて有り得ないと思うんだよねぇ。

また、単なる魔道具ではない例の武器の解明について、魔術だけでなく機械術の書物なども参照していたギーは、機械術の第一人者でありグランドマイスターでもある「オズワルド」という機械術師の著書「発明夢百科」に、黒妖精の鍵と同じ紋章が刻まれた「秘密箱」があることを発見する。

秘密箱とは製作者が定めた手順を踏まないと空けることができない箱らしいが、発明夢百科にはこれが「グランドマイスターエデンのために作られた秘密箱である」ことも記載されていたらしい。
秘密箱の所在は分からないが、グランドマイスターオズワルドを訪ねれば、エデンについてや彼に託された鍵の秘密について何か知れるのではないかとギー。

これを聞いた一行はオズワルドに会いに行くべく、機械術ギルド「虹の彼方」の本拠地がある機械の街ウッドマンに向かうことに。

ウッドマンには中継地点である「ディレッタント」を経由しなければならないらしく、また次のムーンロードが架かるまでには数週間かかってしまうそうなので、一行はしばらくこのディレッタントでのんびりすることになりました。

今回カイとシオンはソルシアナに戻り、グレイブランドからはヴィクトルが同行してくれることに。

愛食の国

ディレッタントは少し前まで「荘園の国」と呼ばれており、貴族がその財力で開墾した土地の大きさによって権力を誇示し合う権威主義国家だったため、貧富の差が激しくあまり発展して来なかったらしい。

しかし、天才舌を持つと言われるディレッタント現公爵「オスカー」の食評論により一流の味が選りすぐられていくと、家柄や身分に関係なく腕のあるシェフが擁立されるようになり、権威主義文化は廃れ、またディレッタントは「食に秀でた国」として生まれ変わったそう。

一行がレストラン街を歩いてると「オスカーセレクト星付きレストラン」の看板もチラホラ。
ミシュランレストランみたいな感じなのかな。

オスカー

国の発展に貢献したディレッタント現公爵であり、美食ギルドガストロノミー所属マイスター。美食師。
飲食物の味利き力に長けていて、なんか料理を一口食べたら塩がもう0.1gとかこの食材あと2mm細かく砕いて、みたいなことが分かってしまうというヤバい人。1日に何食も食事する。

ディレッタントに到着してすぐ、偶然街で見かけたオスカーに黒妖精が憑依していたこと、その近くに使い魔が現れたことから、一行は彼に会って何が起こっているのかを確かめることに。

エドゥアール城

美食ギルドガストロノミーのギルドホーム。
数ヶ月先まで予約がいっぱいの「舞踏会」というレストランが併設されている。

あれレストランの名前「舞踏会」でいいのかな。
なんかあんまりかっこよくないような(殴

オスカーはもうすぐ開催される「大舞踏会」という催しの準備で忙しくホームにもほとんど帰っていないため、同じギルドの面もなかなか会えていないと言う。

彼に憑依した黒妖精が暴走する前になんとかしたい一行は、オスカーも食べたことがないと言う失われた古代珍料理「ダークポット」を準備して誘い出すという計略を考案。

ちなみにダークポットのレシピは月渡りが「花の精の国の人食い植物群生地」で発掘したものらしい。
いや絶対だめなやつそれw
ネペさんの一族は古代から珍料理うまうましてたんか←

クーヘン

美食ギルドガストロノミー所属マイスター。ショコラティエ。
声帯が梅ちゃんになったリカちゃん。
と思ったけど、実は寂しがりで恋は一途で普段は野郎とつるんでるリカちゃんとはひとつも似てませんね!!!(きれてる

「1回でいいって言うから遊んでやった」という女の子が泣きながら会いに来たのに「職場にまで来るなよ」「マジだりー」とか言いやがる。
俺にとって大事なのは仕事だとか言ってるけど、だったら1回でも遊んだりするの辞めなさいよアンタ!!!←

エマに自分の名前を「クーヘン」って呼び捨てにさせるくだりがあるんだけど、そのやり方もなんか腹立って一生さん付けで呼んでやれって思ってしまったw
(クーヘン推しのみなさん本当にごめんなさい

キュイ

美食ギルドガストロノミー所属マイスター。シェフ。クーヘンの弟。
料理の才に秀でた天才シェフなのに兄への劣等感からショコラティエを諦めた過去があるのでいつもちょっと自信なさげ。でも自分の料理で誰かが笑顔になるととても幸せそう。天使みたい。癒される。応援してあげたい。
キュイもエマちゃんに自分の名前を呼び捨てにさせるくだりがあるんですけどわたしは恋に落ちました。(ぇ
この子に出会ってゆめくろが夢100とは違って「メインストもしっかり乙女ゲームさせます」って強い意志を持ってるってことが伝わったよ←

全然関係ないけど今回珍料理の食材からクーヘンが美味しいチョコを作ってクロウが「なんであんなのからこんなおいしいものが作れるんだ」ってビックリするシーンがあるんだけど、それに対してクーヘンが「ま、俺だから?」みたいなこと言うと次のエマのセリフが2択になるんだよね。

で、わたしちょっとクーヘンには毎回「ハイハイ」とか「へいへい」とかそういうのを選んじゃうんだけど、それに対する返答が「お前キュイに対する態度と違い過ぎるだろ」だったの。すごいよねなんで分かったんだろう。

リッシュ

美食ギルドガストロノミー所属マイスター。ソムリエ。クーヘンとキュイのさらに弟。元ヤン。
ショコラティエとして尊敬している兄クーヘンの周りにいつも仕事に理解のない女の子が群がっていることが許せないためか女性が苦手。
天才シェフである兄キュイがいつも自分を過小評価してしまうことが不満。
兄さんたちの作る料理とデザートが大好きで、早く家に帰って2人の作ったものを食べたいあまり、売られた喧嘩を一発で終わらせられるよう身体を鍛え、伝説のヤンキーにまで上り詰めていたとかいないとか。

今回ちょこっとだけ登場したナナシにちょこっとだけ黒妖精を植え付けられてしまうんですが、ギャグシーンでしたw
ナナシもナナシで「上からのノルマはこなしたから」とやっつけ仕事的だったしすぐに退散。
ちなみに前回ブラッディレディが胡蝶を抜けてナナシを嗅ぎ回るような動きを見せ始めたことで、どっと苦労が増えてしまったらしい奪い師。お疲れさまです←

ヴァルター

美食ギルドガストロノミー所属マイスター。毒草師。美食師オスカーの毒味役で、毒に耐性がある特殊な体質を持つ。
オスカーの食べるもの全部毒味してるならキミも1日何食も食事してるんだね…

今回珍料理の食材集めに付き合ってくれるんですが、普通にその辺に生えてる毒草とかぱくぱく食べてました。

ヤミーの2人

いつの間にか胡蝶をクビになり路頭に迷っていた闇夜の2人。裏路地でオスカーに声を掛けられ、ギルドお抱えレストランの厨房で雑用係として短期バイトみたいなことしてました。

悪党になることを諦め料理人として天下を取ることにしたらしい2人は、一行と張り合って一緒にダークポットを作ってくれたりするんですが、実は彼らには幼いころから世界に見放されたような生活をして来た悲しい過去があり、これに打ち勝つために見出した夢が「大悪党になること」だったんだそうです。

なんやかんやあって初心に返った2人は再び悪党を目指す道に戻っていくんですが、なんか無駄に感動してしまいました。

狩野英孝さんだったしさすがにストーリーの根幹に関わるような役ではなかったかぁ。
結局リリース時の話題性のためのゲストみたいなもんで、ここでお別れなのかな?
ちょっと寂しいわたしが居るよw

フェルド

オスカーに憑依していた黒妖精。
どこからともなく現れてオスカーの怒りの感情を煽って来たらしい。

しかし、オスカーはこれをよしとして受け入れ、暴走することもなく、我を忘れることもなく、ただ湧き上がる怒りをエネルギーに変えて、料理の味が分からない権威主義の名残がある貴族たちが食材や料理人のブランドや肩書きばかりを求め本当に腕のあるシェフを不当解雇したりするのを、「大舞踏会」で大恥かかせて大暴露する、というはちゃめちゃドッキリ計画を成功させただけだった。

ナヴィによればフェルドは「少し弱っている」のだという。
関係があるかは分からないが、フェルドには他の黒妖精たちが誰も覚えていなかったある「大樹」の存在について記憶があった。

話しているうちに他の黒妖精たちもなんとなく同じ記憶があることを思い出したようで、またエマも浄化の際になんとなくその樹の情景がぼんやりと見えていたことを思い出す。

黒妖精たちはみんなどこかで同じ景色を見ていたことがある、そしてエマは浄化の際に彼らの記憶にアクセスできる、ということになる。

てかこれ墓守の国ネクロポリアにある灯火の大樹にめちゃくちゃ似てません?

裏切者が居る

今回、前章でプリムスクラブに一行を手引きしたルージュが、ボスの命日の前に行われる決起会について知っていたこと、当時まだ胡蝶の手下であった闇夜の2人を先回りしたり逃がしてしまったこと、ブラッディレディの隠し倉庫でノアとイツキが眠らされていた現場にハンカチを落としていたことなどに違和感を覚えたグランが、「何か隠しているのではないか」とルージュを問い詰めるシーンがある。

4章のラストで、実はそのルージュの一連の怪しい行動は「俺たちの中に裏切者が居る」のを隠すためだった、ということが明かされるのだけど、この「俺たち」っていうのは「月渡り」のことで、今のところルージュとグランだけがそれを知っている状態、なのかな?
何をもって裏切りなのか分からないけど、正直大した裏切りではなさそう←

覚醒が始まっている?

連盟本部に用があるというルージュとグレイブランドへ帰るヴィクトルを置いて、ようやく架かったウッドマンへのムーンロードを渡っていると、突然カーサ似の黒妖精が目を覚まし、鍵の外へ。

エマの「浄化」の力が強まったせいだと言うが、その瞬間エマは忽然と姿を消し、ナヴィや黒妖精たちにしか見えなくなってしまう。
「どこにいったんだ」とキョロキョロする一行に、「ここに居るじゃん」ってナヴィ。
グレイブランドで大量の黒妖精一気に浄化したときも一瞬消えちゃったよね。

ここテスタメントが「覚醒が始まっている」って言ってるカットが入るんだけど、覚醒した人=浄化の力が強い人=人間には見えない人ってことになるのかな。
そう言えばナナシの「ノルマ」もエマに浄化させる「回数」を指しているような感じだった。
テスタメントはエマを浄化師として覚醒させようとしてるらしい。(ちがう