第2部11章 アトラス
指輪を奪いに向かったフレイグとイザークを追ってアトラスに到着した一行は、空の上に雷雲のように立ち込め渦を巻いているとんでもなく巨大な禍々しい黒い闇に驚いて、はっと息を止めた。
もう人の形すらしていないが、その闇の中からは確かに「アダムの気配」がした。
アダムは自分を覆っているその黒いものをあちこちにどろりと垂らし、それが地上に到達して飛び散ってはユメイクイに変容して、一行を襲ってくる。
首を求めて追いかけてくるデイダラボッチみたいな←
一方、先にアトラスに到着していたキエルは、「トロイメアから架かっていた不思議なムーンロードを発見してこっちに姫がいると踏んでやって来た」という白葉とカイリに出会い、行動を共にしていた。
一緒に城の玉座の前に立ち、キエルがその決意を口にしながら指輪を手にする瞬間も、白葉とカイリが見届けてくれました。
そして、指輪を奪おうとキエルたちを追って来るフレイグとイザーク、指輪を奪わせまいと逃げるキエルたち、姫の夢の力に反応して襲って来るアダムの黒い闇から逃げる一行は、アトラスの街外れにある小さな森の中で全員が合流。
カイリと白葉の姿に1部組はテンション爆上がりで、襲い来るアダムの黒い闇をなんとか一旦空へと押し戻すことに成功。
ちなみにここ1部組のノリがMAXになって「なに急に?」「暑苦しいんだけど」って大ウザがりなシリルよw
ただし気休めであり、「このままここに居ては全員がアダムに喰われてしまう」という状況下で、フレイグは「アダムに指輪を使わせることであの強大な力をコントロールできるようにする」と主張、姫は今まで何度かアダムの力の暴走を止めて来た方法で「キエルが指輪を使ってアダムの力を奪い、同時に自分が夢を与えることでアダムを元の人間の姿に戻す」と主張する。
キエルは父上からこの指輪は「力が強過ぎて扱える者がいなかった」「恐ろしいことが起こるかも知れないもの」と聞いているため、フレイグの意見も姫の意見もどちらを採用しても「何が起こるか分からない」と言う。
王子たちと兄弟たちは、であれば「少しでもアダムが元に戻る可能性が高い姫の言う方法に賭けよう」と意見がまとまる。
「それでは問題を先送りにしているだけ」「アダムは一生あの力に苦しむことになる」と言うフレイグに、「それでもまずはアダムの自我を取り戻すことが優先」「力をどうしていくかはそれからアダムと一緒に考える」と言い返し、キエルに指輪の力を使うように促す。
そうか、姫はとりあえずアダムの暴走を抑えたらそれから先のことは彼と一緒に考えて行こうって思ってたのね。納得。
指輪を握り締め、祈り始めたキエルの身体からは、暗黒の光が立ち上り、黒いもやが左右に伸びて黒い翼へと姿を変えると、大きな黒鳥の姿になってばさりとひとつ羽ばたき、大空へと飛び立った。
「行け」と言うキエルの言葉に、黒鳥は光の速さでアダムが放つ黒いもやに飛び掛かり、一度離れてはまた飛び掛かり、繰り返すうちにアダムの放つ力は少しずつ弱くなっていく。
しかし、黒鳥は獣のように荒れ狂い、突然アダムのもやを離れると、今度はこちら目掛けて急降下してくる。
「どうした」と声を掛けるアヴィに、「力が強過ぎて制御が効かない」と言うキエルは慌てて指輪から手を放すが、わずかに間に合わず、低空飛行でこちらに向かってくる黒鳥が一行をかすめて飛んで行く瞬間、アヴィ、ヒナタ、ルークにぶつかり彼らの夢を少しずつ吸い取ってしまった。
黒鳥はそのまま形を崩しながらアダムの黒いもやに吸い込まれるようにして姿を消し、一方アダムの黒いもやはこれによりその勢いをわずかに失って、空のさらに高いところへと移動して行った。
フレイグはこれを見て、アダムの力がもはや人間離れした恐ろしいものであることにひとり歓喜し、「やはり指輪はアダムが使うべきだったんだ」と確信したように呟いていた。
いやいやそんなことよりキエルがめちゃくちゃかっこいいんだけど!!!←
指輪の力は上手く使えなかったけど、背中から大きな黒鳥を生み出す描写とか、その黒鳥に向かって「行け」とか、制御が効かなくなって暴れる黒鳥に向かって「そっちじゃないって」「いいから言うこと聞いて」って叫んでるのも、猛禽使いみたいですごいかっこよかった。
キエルが背中から黒い翼をぶわって生み出してるとこストスチルにしてくれないかなぁ。
いや厨二病の息子に毒されて中2になってるのかわたしは←
崩落
この一連の騒動で辺り一帯は夢の力を吸い取られてしまったらしく、森は突然形を崩し始め、地割れが起き、流砂に巻き込まれ、一行は地の底へと引きずり込まれていく。
バラバラに崩れた足場によって、姫を庇ったアヴィと、咄嗟に崩落を避けたフレイグだけが一行からはぐれてしまった。
ここもめっちゃ良かったよ。アヴィが先に落ちたカイリに「姫を頼む」って言って手を離すシーン。自称アヴィ姫推しガチ勢だけどカイリだけはこういうのがぐっとくるw
崖底に落とされた一行は、それぞれが怪我をしたり身体を傷めたりしつつも、なんとか岩場を歩き、地下水が川のように流れる場所へと辿り着く。
そこでイザークは、フレイグが「やはりキエルに指輪は使いこなせない」「使えるのはアダムだけ」という考えをより頑なにしてしまったことへのやるせなさを、「お前が失敗したせいだ」とキエルにぶつけ始める。
しかし、「なら他に何ができた?」「そいつが指輪を使う以外にあんたの弟に襲われない方法」「もちろん思いついて言ってるんだよな」「恨むなら動けなかった自分を恨めよ」と完膚なきまでにイザークを言い負かしてしまうカイリ。
↑でも仲裁者が居るのでちょっと仲直りw
「フレイグのところに戻る」と言うイザークを「怪我をしているから」と引き留め、一旦アトラス城に戻った一行は、腹ごしらえをし、次の一手を考える。
ちなみにこのシーンもとにかく1部組が盛り上げてご飯はなぜかイザークが作ったりとにかくめちゃくちゃわちゃわちゃするんですが、兄弟たちの笑顔を見てご機嫌なルーファスが、ルーファスが、、
をい許さんぞルーファスぼけゴラ!!!
アヴィが居ないからって!!!
ちなみに、メテオベールで一緒に部屋の飾り付けをするってなったとき、「ぼくなんていなくてもいいでしょ」って言うシリルに「いなくていい人なんているわけないじゃん」「一緒にやるよ」って言ったのを切っ掛けにちょっぴり仲良くなったヒナタが、「もう友達だもんね」ってシリルに声掛けて、「違うの?」って聞いたら「ううん」って言ってもらえるというめちゃくちゃかわいい一幕もお気に入りw
次の一手
そんなこんなで楽しい時間を共に過ごし、「もう一度同じことを試してみよう」と決意を固める一行だったが、それでもまだひとりフレイグとの間で揺れている様子のイザーク。
そこでルーファスは「キエル以外の人が指輪を使ったらどうなるか試してみるのはどうか」「そうすればアダムが使ったときどうなるかも想像がつく」と提案する。
「アダムを除く兄弟の中ではいちばん奪う力が強い」というルーファスだったが、指輪を握り、祈りを込めた瞬間、指輪から溢れ出して来る強大な黒い力に身体が飲み込まれそうになってしまう。
指輪は手の平に食い込み、手から腕に黒い血管のような筋が浮かび上がって、手放すことができない。
白葉と紫雨が「自分たちの夢なら奪っていい」「手をこちらに向けて」と名乗り出て、なんとかその手がこじ開けられ、指輪が地面に転がると、無事に事態は収束するが、しかし再び一帯が夢の力を失い、一行は崩落に巻き込まれてしまった。
ここのルーファスちょっとかわいかったなw
みんながルーファスは大丈夫なのかって慌てて心配する声を、崩れた岩の下で気を失ったフリをしてずっと聞いてるの。
嬉しくて笑っちゃってバレちゃって、「もう心配させないでよー」ってみんなに怒られて、またご機嫌。
個ストで小さい頃よくそんな遊びをしてイザークをからかって反応楽しんでたって言ってたけど、ホント構ってもらうの大好きなんだからw
王子の夢
そして、今回の崩落うんぬんで一瞬だけアダムを覆う黒いもやに触れ、「助けて…」というアダムの声を捉え、手を伸ばすと確かに彼に触れることができた、と言う姫。
もやの中には先にキエルの黒鳥ごと取り込まれたアヴィ、ヒナタ、ルークの夢、そして恐らく今取り込まれたであろう白葉と紫雨の夢の力が、アダムを取り囲み守るように浮遊していた。
それを聞いたナビは、アダムが一瞬でも自我を取り戻せたのは、「王子の夢」であることが鍵だったのではないかと考える。と言うのも、夢世界の王子たちは夢王が生み出した夢を各王家に伝わる指輪に宿し、これを民に分け与えるという大役を担っているため、みな一様に夢の力が強いらしい。
「夢の量」ではなく「夢の力の強さ」が関わっていると言うのであれば、「ここに居る王子全員が夢を差し出したらどうか」とカイリ。
強引に奪われるのではなく、自国の民に夢を行き渡らせるのと同じように、それぞれがそれぞれの指輪に強く願い、全員で捧げるのだとしたら、かなり強い力を持った夢をアダムに届けることができるのではないかと。
なるほど知らなかった←
整理すると、夢王はその身体から夢を生み出すことができる、トロイメアの指輪を使ってその量を増やすことができる、それを各国の王子の指輪に宿すことができるわけだな。
そして王子は指輪に宿った夢の力を祈ることによって強くすることができる。
つまり夢世界は強くなった夢の力で溢れているから満たされていて、無理に奪った夢をたくさん取り込んでいたからアダムは飢えていた。
ってことでいいのかな。
いや分からない誰か教えてくれ(殴
「届け」
万が一また崩落が起きてもいいように街を離れ、湖のほとりまでやって来た一行は、空に渦巻く巨大な闇の中で助けを求めているであろうアダムのために、心をひとつにして祈り始めた。
ここめちゃくちゃ良かった。号泣しました。涙
まず姫が祈り始めると先々代の夢王が姫を導いてくれます。お花に囲まれた優しい記憶の中のお父上が、「夢は心に応えて強く光る」「だから私たちは祈るんだよ」「さぁ、君の願いはなんだい?」って。
そしたら姫が心の中で、「お父さん?」「私の願いはアダムを助けること」「そしてキエルたちと一緒にもう一度夢世界を作る」「この指輪に込められた願いと共に」って呟く。
お父上が姫のところに来てくれたのってこれが初めてなんだよね。
そもそも姫はお父さんのこと覚えてないし、お父上も姫があまりにも幼い頃に亡くなってしまったし、でも、ちゃんとしっかり親子で、来てくれたらお父さんだってすぐに分かるし、なんだか落ち着いて優しい気持ちにもなれるんだけど、しゃんと背筋が伸びて「トロイの意志を継ぐ者」として気持ちが引き締まるっていう。
そうして姫の夢が温かい陽だまりみたいになってみんなを包み込んだら、今度はキエルがもう一度アトラの指輪を握って祈るんだけど、また力を制御できなくなりそうで、焦ってしまう。
するとナビが、いつもきゅるんきゅるん声で喋ってるナビが、突然お兄ちゃんの低い声になって、
「大丈夫だ」
「落ち着いて」
「この指輪は恐ろしいものじゃない」
「アトラの優しい心が形になったものなんだよ」
「その心をいま君が受け継ぐんだ」
キエルがはっとして、それから目を閉じて、ゆっくりと深呼吸するのを、「そうだよ」「そのまま」ってずっと声掛けて促してくれてる。
ここがもうホントにやばくて。涙
まず、そりゃそうだよね。アトラの思念が指輪になったのに、使う人が「力が強くて怖い」って思ってたらさ、アトラは何よりそのみんなの「恐ろしいものを見る目」に傷付いてこうなっちゃったんだから、応えてくれるわけがないんだよ。
でも一歩間違ったら世界が丸ごと飲まれちゃうかも知れない指輪なんて怖くて当然だと思う。
もちろんキエルも歴代のアトラス王と同じように指輪の力を恐れてたけど、でも書庫で夢世界の過去を見たときは誰よりもアトラの心に寄り添って「悲しいね」って言ってた。
ちゃんと指輪の意志を継ぐ者に必要な力と心を持って生まれて来てるんだよね。
そして、わたしずっとホープの方にばっかり目が行っちゃってたけど、よく考えたらライトってとんでもなくすごい人なんだわ。
突然夢王である父上が殺されて、それが肥大した夢のせいだったなんて知らないし、夢世界のことなにひとつ教えてもらってない状態で、あんなに小さい男の子だったライトはたったひとりでこの世界のすべてを担って、命を削って、最期は自分も肥大した夢によって殺されてしまって、それでもこうやってここに思念を留まらせて、いまその後を継ぐ者を導いてる。
今度こそさすがにもうダメかも、もう途切れちゃうかもって思うような事態を、全部全部ライトが繋いでくれてる。
本当はライトとホープがその意志を継ぐ者として生まれて来たんだもんね。なんか本当に「継ぐ者の心構え」みたいなものの塊のような人だよ。いちばん何も知らなかったのに、いちばん夢王を全うしてる。どうしたらいいのか分からないような局面でも1度も迷ったことがないし、いつも正しい。
「俺たちの息子ならできるさ」って言ってた夢王様と、「きっと支え合っていくさ」って言ってたアトラス王様の、ちゃんと言った通りになってます。キエルもライトも最高にかっこいいし、誇らしいです。涙
そして、最後は王子たちが、「僕たちの旅には救えなかった命があった」「幸せになりたいというたったひとつの願いを叶えてあげられなかった」「だからこそ、今度こそ、もう誰の命もこぼれ落ちませんように」って祈る。
兄弟たちはアダムに向かって「帰ったらいっぱい喋ろう」「チョコも食べよう」「好きな花も一緒に育てよう」って叫ぶ。
ここも1部の旅から2部の旅まで全部振り返る感じで回想シーンが入る演出になってて、げぇ出るほど泣きました。涙
そうしてみんなが黒いもやに飲まれて、それがしぼんで糸のようになって消えると、辺りが明るくなって、そこに人の形をしたアダムが倒れているのが見えた。
奪われた指輪
自我を取り戻し、話ができるようになったアダムだったが、奪う力の塊の中で髪も肌も黒く染まり、疲れ果てた様子。
「みんなを襲っているって分かっているのに止められなかった」と言うアダムは、「やっぱり自分はこの世にいるべきじゃないんじゃないか」って揺れてしまうのだけど、王子たちや兄弟たちの言葉に胸打たれ、「僕も戦い続ける」「自分の力から逃げない」「みんながそうしてくれたように」と言って、再び放出しそうになる力を懸命に抑えようとする。
そうか今までアダムは「死」を望むことで自分の中の大きな力と真剣に向き合ってこなかったんだ。
アダム自身が戦うことを決意してくれたのってめちゃくちゃ大きな前進なんじゃないか。
そして、今6人の王子たちの力でひと時でも無事アダムを自我のある状態に戻すことができたなら、なんとかして夢世界中の王子たちに夢を分けてもらえれば、完全に力に打ち勝つことができるのではないかと考えた姫。
早速協力を仰ぎに行こうということで、イヴァンがアダムの手を取り、満身創痍の一行が共に肩を貸し合いながら歩き出すと、どこからか悠然と姿を現したフレイグがそこに立ち塞がった。
そしてずっとフレイグを指輪から遠ざけようと戦ってくれていたであろうボロボロになったアヴィの姿も。
フレイグはアダムを一瞥し、「かわいそうに」「ずっと自由に空を飛び回っていたのに」と呟くと、「キエルから指輪を奪う」ようイザークに命令する。
そこに居る誰もがフレイグを説得しようと言葉を尽くし、アダムも「僕は戦う」「もう力に負けない」と必死に訴え、そしてとうとうイザークさえも兄の前に座り込み、地面に額を擦り付けながら、「頼むよ兄貴」と涙を流した。
しかしフレイグは体中からコウモリを湧き上がらせ姿を消したかと思うと背後から攻め入って、強引に指輪を奪い取ってしまう。
そもそも今話をしていたフレイグはユメクイによって作られた幻影だったみたいです。(白目
そして、アダムを取り戻すために力を使い尽くしてしまった一行はフレイグがそれをアダムの指にはめてしまうのを止めることができなかった。
アダムは苛烈な炎のように吹き上がった黒いもやに焼き尽くされるようにしてそれに飲まれていった。
うーん…
わたしにはフレイグのことが分からなくなってきました。(ぇ
なんかね前章までは本当に彼は彼なりに「世界を変えること」に使命を感じていて、「アダムが苦しまないように」って考えてくれてて、ただそれが擦れ違っちゃってるだけって気がしてたんです。
でも今回は、みんなの説得の言葉があまりにも熱くて、もう心がひとつになってて、アダム本人まで一緒に立ち向かおうって言ってるのに、なんでそれがフレイグに響かないのかが分からないんですよね。
それだと「世界が変わってないから」だめなん?
もうアダムがどうとか兄弟たちがどうとかじゃなくて、「世界のありようが一瞬でガラリと変わる」ってことが重要なん?
キエルが指輪を使えるようになって、トロイメアの王族とアトラスの王族がようやく手を取り合って、まさにいま夢世界が変わっていこうとしているところのように見えるんだけど、それは変わってるうちに入らないのかな。
「戻ってる」「後退してる」「また繰り返す」って思っちゃうんだろうか。
それとも世界を変えるのが「自分」ってとこが重要なの?
だったらいまこうやって世界が動き始めたその切っ掛けをもたらしたのは間違いなくフレイグだし、ここで引いたら「フレイグのお陰で世界が変わった」ってことになると思うのに。
ホープの時は何が彼の心をそんなに硬くしてしまっているのかっていうのが考えるまでもなく伝わって来てたんですよね。
でもフレイグは、お母さんのこととか今までの彼の発言や行動をいろいろ振り返って考えてみても、一体何が今彼を動かしてるのかがいまいち分からないと言うか、どんな感情がこの執念めいたものに変わってしまってるのかがちょっとピンと来ないんよな…
アダムの意志や想いを捻り潰して、感情を失った人形のような状態にして、指にはめたら何が起こるか分からない指輪をなぜかアダムなら使いこなせると確信して無理やり指にはめさせて、もしかしたらアダムは壊れてしまうかも知れないし、世界が壊れてしまうかも知れないのに、どうしてこのリスクマネジメントのプロみたいなフレイグが、起こり得るすべてのリスクを無視してこれを押し進めてるんだろう。
「全部分かってる」「分かってるけど怖いんだよ」「汚いんだよ」「もう見たくないんだよ」って目をつむったまま行き切っちゃったホープと同じ結末を、「実現させたいビジョンがある」「正しい世界がある」と確かに目を開いているはずのフレイグがなぜ迎えようとしているの、、
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