夢100ゆめくろメインストーリーのネタバレ満載備忘録
夢世界を語る

ページのトップへ

2章 ソルシアナ

魔力の粒子があちこちにキラキラと揺蕩う魔術の国ソルシアナ。
強い力を持った魔法師はこの魔力を自在に操ることができるが、魔法から派生した「魔術」によっても陣や式を通して魔力をコントロールすることができる。

魔法はもともとその身に備わった力を用い、魔術はあとから身に着けた手法で、どちらも魔力を具現化する能力ということで両者は相容れない仲。
特に昔気質な魔法師は魔術を「邪道」だと批判する。

そんな国内情勢の中、5年程前に魔法と魔術両方を使える魔法術師のマイスターが、2つを共に扱う学術ギルドを設立した。
魔法師と魔術師は対立するばかりではなく手を取り合って一緒に世界に貢献しようという動きが生まれたての今まさにソルシアナは過渡期って感じなのかな。

ちなみに夢100ではソルシアナにはイリアとミヤっていう双子の王子様が居るんですけど、ミヤくんはわたし黄色編成のスタメンなんでいつもいつも一緒なんですぅ(しらん

魔術と言えばソルシアナ、魔法と言えば虹の国オズ、あとはスノウフィリアの3兄弟とかフェアベルクのパスカとか魔法師だったのかも?

エスト

魔法術ギルドマギアゼミナールの設立者。
その昔魔法界魔術界を賑わせていた稀代の天才魔法術師。
過去スト途中までしか読んでないけどある強い想いがあって魔法と魔術の協調と調和を願っている。
マギアゼミナールは学術ギルドなので学校みたいな団体なんですね。
エストはここの先生で、ギルド所属マイスターたちに毎日講義を行ってます。
でも教え方がめちゃくちゃ下手くそ。

猫笑う館

ソルシアナにあるマギアゼミナールのギルドホーム。
とんでもなく大きいお屋敷なんだけど、以前の持ち主であった魔術師の仕掛けがあちこちに残されているいわくつき物件。
猫のアンジュが館の番人であり、管理人。

カイ

マギアゼミナール所属マイスター。
マイスターの資格を得て1年の新米魔術医師。
妹の病を治すために医師を志すようになった元不良少年。

ギー

マギアゼミナール所属マイスター。
魔道具を設計したり製作したりできる魔道具師。
両親の代わりに育ててくれた亡き祖父の影響で「人を守るための魔道具を作ること」に強い思い入れがある。

シオン

マギアゼミナール所属マイスター。
光に関する魔法を操ることができる光魔法師。
精霊の国セクンダティ出身とか言ってたけどまじ?
めっちゃオタク的興奮なんだけどセクンダティの雷の王子がCVエスト先生で水の王子がCVギーくんなのってこれ何かのご縁? (いいえ

シオンはセクンダティの闇の一族の血筋で、本来であれば闇の精霊が闇の力を授けてくれるはずなんだけどなぜか光の精霊に愛されて光魔法が使えるようになったらしい。
闇の血筋から光が生まれるのは異端であり不吉だということで周囲から村八分にあっていたシオンとその家族。
光魔法師としてグランドマイスターになって家族を蔑んできた人を見返したいと躍起になり、危険過ぎるため使用も研究も閲覧も禁止されているという「禁術」に手を出してしまう。

ああなんか個人的にとっても応援したいしぜひ光魔法師のグランドマイスターになって欲しい。
エデンがなれたってことはたぶんもっと肩の力を抜いて朗らかに思うままに幸福な気持ちで本来の自分の力を引き出せればなれるんだと思うよ。
見返してやろう。光の精霊のご加護がありますように。

マテオ

シオンの心の闇に共鳴して憑りついて暴れていた黒妖精。
なんやかんやあって浄化して鍵の中に入ったら突然3歳児のように純真無垢なお利口さんになってしまった。
マテオが黒くなってしまった経緯も気になる。
シオン同様お耳が尖ってるけど、もしかしてセクンダティと関りが深かったりする?
死ぬほどピース集めないと個スト読めないのがもどかしいな←

てかごめんセクンダティで思い出した

あのね夢100にセクンダティの王子たちと幼馴染みでアルケミアのルルスって王子が居るんだけど彼「錬金術師」なんですよ。〇〇師って職に就いてる子は夢100にも居たってことよね?
しかもさその錬金術師と縁深く夢100では恐らく唯一王子ではない商人のダヤンって子の肩書き「薬学者ギルドメディシナのリーダー」なんだよね。
夢100のギルドがゆめくろのギルドと同じものなのかは分からないけど、もし同じなら時代そこまで離れてないのかも?

ナナシ

闇夜の2人の上司であり、敵陣の幹部。奪い師。
今回はシオンにマテオを植え付けた張本人。
ナナシの目的は「黒妖精を使って人間の夢をできるだけたくさん壊すこと」。
エマの父親エデンのこともよく知っている様子。

てかさ、不思議なんだけど王族の人間か夢の力が強いマイスター、鍵を使えるエマくらいにしか見えないはずの黒妖精がナナシには普通に見えてるんだよね。
ナナシは「奪い師」だし、ナナシとよく一緒に喋ってるミラーも「占晶師」ってちゃんと職に就いてる。
この世界ではみんな何かしらの職に就いててワンチャン敵もマイスターなのかも知れないけど、ならなんで同胞の夢を壊そうとしてるのか謎。
なんらかの理由で黒く染まってしまった黒マイスターなんか←

しかもナナシはマテオに普通に話しかけて言うことを聞かせてるように見えた。
自分に憑依させることもできるし、引きはがして「暴れておいで」って放つこともできる。もっと言えばマテオの絶望を煽ってナヴィたちを「その瘴気に当てられる」状態にすることも。
鍵に繋いで服従させることができるようになるのが浄化なら、ナナシもマテオを浄化できてたんじゃないのか。

ノア

ノアは1章の最後に出てきた月渡り所属マイスターのひとり。
幻獣の保護や生態研究をしている幻獣師。
エデンに手懐けられた反抗期真っ只中の森の野生児であり、前回夢王様の依頼を受けてレコルドを出発することになった一行には「用事を済ませたら行く」って言ってくれてたんだよね。
今回登場シーンめちゃカッコよかったなー。
おいで、コロクル。キュゥ~♪

ちなみに夢100ヒューレの王子リエルも森の幻獣や精霊たちとお話できるし森を守りたい一心で密猟者を追って怒りに我を忘れてしまうことがあるので近いものを感じてる。髪色も同じだし。(ぇ
過去ストは読まなくてもだいたい想像通りです。
ヒューレの森の篝火について詳しく知りたい方はリエルの太陽ストを、ポックルについて知りたい方は月ストをぜひ←

夢花とその観察書

マイスターの資格を取ると夢王から夢花というものを持たされる。
持ち主の夢の力によって色や形が変わるので常に携帯することを義務付けられており、マイスターたちは毎年夢花の観察書なるものをギルド連盟に提出しなければならないらしい。
この花が極彩色になったらグランドマイスターになれるし、グランドマイスターになったら夢王様が願い事をひとつ叶えてくれるんだって。

えっお兄ちゃん願い事叶えるとかできたっけ?←
それはさておきマイスターって国家資格なんですねぇ。

ナヴィの匂わせ

実は今章、ずっと人間と一緒に旅をさせられることに不服で非協力的だった鍵の黒妖精たちが瘴気に当てられ、クロウやエマの行動や言葉に胸打たれて少し心を開くシーンも描かれてたりするんですが、「ナヴィたちが嫌なら無理強いしない」「旅もやめる」というエマに対し、ナヴィが感情的になって「綺麗事はやめて」「僕は人間のそういうところが大嫌い」「…いや、大好きだった?」と混乱する場面があるんです。

それから夢花の話の流れで「夢王様ってホントにすごいよねー」とかって駄弁ってたら突然鍵から出てきたナヴィが、

「夢王ってそんなにスゴいヤツ?」
「……ヤな感じ!」

って、もうそうだとしか思えないんよ。だって夢王の綺麗事と醜い人間たちのせいで身が裂かれるほど夢世界に絶望してしまったトロイメアの王子様をわたしはひとりしか知らないよ。ナヴィを黒く染めてしまったのって彼じゃないの?

まぁもしかしたらこの辺は今作では特に深堀はされないのかもだけど。
でもだったら匂わせやめて気になるからw

闇夜の2人の落とし物

今回の騒動で、一行はひょんなことから一連の騒ぎの発端である黒妖精を植え付けることができる謎の武器を手に入れます。

持ち帰ってギーやエストに調べてもらうと、相当古い魔術が組み込まれているうえに封印のようなものが施されていて仕組みが分からないと言う。

他にも黒妖精の力を増大化させるような魔道具を使っていたことなど考えると、敵組織の中には魔法や魔術にかなり精通した者が居るのではないかとエスト。

ただ、銃の方はギーの祖父の古い知人であり魔道具の闇ルートについて詳しいある商人によれば、歓楽の国グレイブランドに根を張るブラッディレディという非合法組織の周りで流通しているもので間違いないとのこと。

ブラッディレディとナナシの関係性は分からないが、ひとまずこの武器の出所を探るべく一行はグレイブランドに向かうことに。次はマギアゼミナールのカイとシオンもついて来てくれるみたいですね。

ところでグレイブランドって初めて聞く国の名前。
王制じゃないから王子様が居ないとかなのかな?