5章 ウッドマン
機械の街ウッドマンに到着した一行。
前章はムーンロードの途中でカーサ似の黒妖精が目を覚ましエマの姿が見えなくなってしまったことで終わってましたが、しばらくすると何事もなく元に戻ったので取り敢えず先に進むことになったみたい。
資源に恵まれ機械製作に長ける一方、大山に囲まれた閉鎖的な街だったというウッドマンには、10年前に連盟が介入し、「虹の彼方」という機械術ギルドが発足したことで流通が盛んになり、夢世界中にその名が知られるようになったそう。
街の入り口にある虹の彼方の本拠地「アパートメント」はめちゃくちゃ大きいオフィスビルみたいな建物になっていて、工作機械や精密機器、乗り物など、さまざまな分野で機械製作に携わるたくさんの職人たちが働いているらしい。
虹の彼方は月渡りとかマギアゼミナールとかこれまでに出て来たギルドとは比べ物にならないくらい大規模なんですね。
「その巨大ギルドをまとめ上げているのがグランドマイスターであるオズワルド」って言ってたけど、東証一部上場企業の代表取締役みたいな存在なんだな←
そんなオズワルドがエデンのために作ったという秘密箱の所在や箱と同じ模様が刻まれている黒妖精の鍵の出処について、正直こっちは一刻も早く彼に話を聞きに行きたいのだけど、上場企業の代表はさすが時間の使い方も優雅ですね。どこにも居ないので手分けして探し回ったらコーヒーショップで店員さんのアルバイトみたいなことやってました(ちがう
そんなのんきなことやってるから、「胡蝶の指示とは無関係に独断でここへやって来た」と言うナナシにいつの間にか人質として連れていかれちゃうんですねぇ。
ナナシの目的
実はここウッドマンでは、10年前のギルド連盟介入により、それまではすべての職人たちに平等に与えられてきたはずの資源や資金、土地や仕事が腕利きのマイスターたちにばかり与えられるようになり、これまで街の明かりや排気管など生活設備や暮らしのすべてを支えて来た歴史ある工場は次々に閉鎖、淘汰された職人たちの生活は脅かされ、食い扶持を稼ぐこともままならないほどに追い込まれているのだそう。
そんな生活苦の職人たちと、虹の彼方のマイスターたちとで、ある「未完の設計図」を用いてそれぞれマシンを製作し、「どちらの技術が優れているのか」を競わせようというナナシ。
対決は「生放送」で「視聴者投票」を行い、職人たちが勝てば「ギルド連盟はウッドマンから撤退」して、機械の生産や商売は「以前のように職人たちが主体となって取り仕切れるようにする」ことを条件にすると言います。
「条件を飲めなければここに居る職人全員に黒妖精を植え付ける」と言うので、一行は仕方なくこの対決を受けることに。
なんか、夢100っぽくなってきましたねぇ。
ギルド連盟は現夢王が作った画期的な仕組みであり、現代が「黄金期」とも呼ばれるほど夢の力を盛んにした称賛されるべき功績である一方で、「絶望」も生んでいると。
もしかしたらナナシやミラーはこうしたマイスター制度の闇に一石投じたくてテスタメントと手を組んでいる本当に元マイスターなのかも知れません。
ラグーン
機械術ギルド虹の彼方所属マイスター。車輌技師。クロウが乗ってる「魔導バイク」の点検とかメンテナンスをしてくれているらしい。
空に憧れ、普段はアパートメントから少し離れた丘の上に建つ「スカイガレージ」というところで、周りからは「絶対に無理だ」と言われる「飛空船」の開発に勤しんでいる少年おじさん。腰痛持ち。
今回はナナシから突き付けられた「未完の設計図」を元に、キャタピラで進む大砲を背負った巨大ロボットの製作の指揮を取る。
設計図を見る限り「恐らく何かを放出するための機器」であることは間違いないはずだが、細部が抜けているため、足りない部分は「男のロマン」で補完して、スイッチを入れると「水が噴射して虹が架かる」という夢溢れるマシンを完成させた。
マシンは「レインボーロマン」と名付けられ、ラグーンのネーミングセンスがみんなに疑われるという一幕もあったけど、なんで? めっちゃいい名前じゃね?←
リンク
機械術ギルド虹の彼方所属マイスター。電信技師。魔法科学による通信システム「マジックライン」の開発者で、これを世界中に広める目的で「ネットアイドル」をしている。配信をするときは魔法薬で黒髪をピンク色に染めているらしい。
歴史に名を残すような天才エンジニアなんだけど、過去に信頼する人に裏切られ研究成果物を盗まれた経験があるため、やや人間不信気味。ガジェット大好き。
ナナシに頼まれた「視聴者投票機能」実装のため栄養ドリンクをぶち込みながら昼夜開発作業に明け暮れる。
ホロウ
機械術ギルド虹の彼方所属マイスター。解体師。機械を見ると無性に解体したくなるっていう奇癖持ちなんだけど、それを除けば誰よりもまともな常識人。
今章序盤ではオズワルド探しを一緒に手伝ってくれたり、クロウやノアが失礼なこと言っちゃっても笑って許してくれたり、暴走している黒妖精を見て心を痛めたりと優しさの塊。
トワ
機械術ギルド虹の彼方所属マイスター。機械人形師。フェアベルクの人形職人だった父が製造したオートマタ。
「人間に成り代わるほどの完璧な人形」は「禁忌」であるため、本来であれば廃棄される予定だったところ、オズワルドによって虹の彼方へと連れて来られてマイスターとなった。人間の感情を持ち人間のフリをして暮らしてる。
自分自身を含む「オートマタは人間の役に立つために存在する」と思っている。
「生放送の余興になるように」とレインボーロマンに楽器を演奏できる小さなクマのオートマタを仕込んでおいた。かわいい。
ヒース
世界的に有名な幻想歌劇ギルド「ファタミュジカ」で「機工演奏師」をしているマイスター。
ファタミュジカは魔法術や機械術などあらゆる技術を駆使して「妖精をモチーフにした」幻想的なショーを中心に公演している劇団らしい。
落石事故で右腕を失い、一度は演奏師を諦めようとしたが、トワの作った機械義手と懸命なリハビリで再び舞台に立つことができるようになったという過去を持つ。会話のテンポや言葉遣いが独特。
今章では「義手のメンテナンス」のためにトワの元を訪れていたヒースだったが、「浄化の力を使うと体が消える」というエマの身に起こる謎の現象について「なにも分からない」「僕たちには何もできない」「所詮絶望でしかないから」というナヴィの言葉を偶然耳にし、かつて絶望からもう一度這い上がった自分の過去を重ねたためか、「何もできないなんてことはない」「一緒に歌を作ろう」と声を掛ける。
虹の彼方のメンバーたちが「レインボーロマン」を完成させるまでの間、ヒースはひたすらピアノを演奏し、ナヴィ始め鍵の中の黒妖精たちと一緒にたくさんの音楽を創り出し、始めは「くだらない」と嫌がっていた黒妖精たちも、次第に楽しそうにメロディを口遊み、踊り始め、楽しいひと時を過ごしていました。
世紀の機械対決
両者無事マシンが完成し、「視聴者投票機能」が実装され、ついに「世紀の機械対決」の生配信が始まると、虹の彼方は滞りなく「レインボーロマン」をお披露目し、遠くエメラルドの都に架かる魔法の虹を「自分たちは機械で作り上げる」というコンセプトについて堂々とプレゼン。
しかし、対する職人たちは虹の彼方から「ハッキングをして盗んだ」という補完済の設計図を用い、彼らと全く同じマシンを製作していたうえ、大砲部分には例の「黒い粉」を仕込んでおり、これを作動させてそこらじゅうを瘴気まみれにしてしまいました。
現場が騒然となる中、生配信のリスナーに向け、自分たちが連盟やギルドによって10年間どのように扱われて来たのか、なぜこのような争議行為に至ったのか、その境遇や悲痛な想いを大声で訴える職人たちのリーダー。
焚きつけられていいように利用されてる感は否めないけど動機や言い分はめちゃくちゃよく分かる。
分からないのはナナシで、本当にこうやって世間の反響を呼ぶようなやり方で連盟の懸念点について問題提起をしたかったってのが彼の目的なんだとしたら、それにしては「胡蝶に見付かってしまった」「命令が入ってしまった」とかめっちゃ白々しい言い訳並べて「黒妖精の瘴気を増大化させる魔道具」とか使ってくるんだよね。
やっぱり目的は別にあるのかなぁ。
「光」
なんとかマシンを止めようと奮闘するのだけど、魔道具で増大化した黒い粉の瘴気を吸い込まないように身動きが取れなくなる一行と、「瘴気に当てられて苦しそう」な黒妖精たち。
エマが浄化の力を使って黒妖精たちを取り巻く瘴気だけでも抑えられないかと試みるが、身体が透けてしまい、「それ以上はだめだ」とクロウたちに止められてしまう。
するとそこにヒースが現れ、黒妖精たちに向かって「あなたたちならできる」と声を掛けると、彼らと共に歌ったメロディを奏で始める。
ここなぜかちょっと涙出ました。
黒妖精たちがはっとして音楽に合わせて歌い始めると、トワがレインボーロマンに仕込んでいたクマのオートマタも登場して、「人間と妖精と機械の奏でる音楽がひとつに」なる。すると増幅された瘴気がおさまって黒妖精たちが自我を取り戻していく。なんか「妖精の歌には特別な力がある」って言い伝えもあるらしい。
そしてヒースがナナシに向かって「これが光だよ」って言うんですよね。
わたしジークレさんに「光」って聞いただけで涙が出る身体にさせられてるのかも知れない←
とまぁそんなこんなあって機械対決は痛み分け、配信は粉を吸った機器が不具合を起こして中断、職人たちは「騒ぎを起こした」ということで連盟の監視付きでウッドマンを離れることになってしまったが、「今度は人の役に立つ機械を作る」と心を改めた。
結局彼らをここまで駆り立ててしまった原因が何ひとつ取り除かれてないうえに処罰が与えられるような結末になってしまってなんか釈然としないんだけど、これで生活苦から解放されて暮らしが保証されるといいな。
ちなみに
夢100だとウッドマンは虹の国オズにある領土のひとつでトワと同じ機械人形のティンプラ王子が治めているんですが、このオズという国はその昔「エメラルドの都」って呼ばれていました。
トワがなんのためらいもなくウッドマンの山の向こうを「エメラルドの都」って呼んでるってことはやっぱゆめくろの方が断然過去なんやな。
しかも、夢100のオズワルド王子はオズの空に魔法の虹を架ける「優秀な魔法使い」だとみんなからは思われているんだけど実は機械工学や科学の力で虹を生み出している「優秀な技術者」っていうキャラクターなんですよね。なんかオズおじがレインボーロマンの意志を継ぐ者みたいになってるの笑うw
妖精女王
さて、もろもろ無事ことが収拾して改めてオズワルドに話を聞くと、そもそも妖精は古来から「人間を助けるものとして存在していた」こと、さらに人間の絶望によって黒く染まってしまった黒妖精が「人間に危害を加えるようになる」ことなどが、「グランドマイスター授与式」において「夢王」によって明かされるということが分かった。
そして、人間に危害を加えるようになってしまった黒妖精は「妖精女王」によって癒しを与えられ「思念樹」と呼ばれる木に繋がれて「安らかに眠れる」ようになるということ、かてて加えてこの「妖精女王」と「エデン」の間に生まれた子が「エマ」なのだということも。
え、妖精女王まじ?←
\わたくし?/
エデンが月渡りに託した鍵についてオズワルドは「なにも知らない」が、そこに描かれているのは間違いなく「思念樹」であり、妖精女王の娘であるエマが母親と同じ「黒妖精を癒す力」「黒妖精を繋ぐ力」を引き出すための「装置」のような役割をしているのではないかと見解する。
とりあえず「鍵」と「秘密箱」は同じ模様こそ描かれているけど「無関係」なんですね。
本来であれば妖精女王によって思念樹に繋がれ安らかに眠っているはずの黒妖精がいまこうして夢世界各地に現れているということは、恐らく「妖精女王の身に何かが起こっている」のだろうと言うオズワルド。
しかし、胡蝶が彼女に何か害を加えて黒妖精を解き放ったのか、なんらかの理由で自然に解き放たれた黒妖精を捕まえているのかは分からない。
と、そこまで聞くとエマは突然強い光に包まれて気を失ってしまった。
目覚めるとアパートメントの医務室のようなところに居て、心配そうにエマを取り囲む月渡りの面々は「今は休んで明日また話を聞きに行こう」と気遣ってくれる。
クロウは「きっとエデンはエマの母親を助けようとしている」「そのために思念樹にいるはずだ」って考えているみたいです。
てか、妖精は1度黒くなったらもう一生樹で眠ってなくちゃいけないんだね。
妖精に「死」の概念があるのか分からないけど、役目を終えて2度と放たれることなく繋がれて眠ってるって、限りなく「死」の状態に近い気がする。
人間のために生まれて、人間によって死に至り、人間に危害を加えないよう2度と目覚めてはならないって、なんかピクミンみたいにかわいそうな存在なんやな←
秘密箱
クロウたちが部屋を出た後、エマは「なんだか寝付けない」と言ってアパートメントの外に出る。
すると突然そこに「オズワルドがエデンのために作った秘密箱」を手にしたナナシが現れ、「時が来たらこれをエマと共に開けるようエデンに言われていた」ことを唐突に打ち明けると、箱を開ける鍵になるという「ある音楽」のために、ヒースが所属するギルド「ファタミュジカ」の本拠地への同行を求めてくる。
クロウたちはエデンを買いかぶっているがナナシはそうではないと言い、「エデンのしようとしていることが分からない」「だから一緒に確かめに行きたい」「クロウたちとは一度離れるべき」だと訴える。
しかし、エマはギルドキーパーとして「マイスターの夢を壊そうとしているあなたたち胡蝶には従わない」「エデンが自分に何をさせようとしているのかはクロウたちと共に確かめる」と言ってこれを拒否。
最終的に無理やり連れて行かれそうになるところをプリムスクラブのカミュが助けに来る、という場面で今章が終わります。
ただ、ちょっといろんなことが起こり過ぎてるんで一旦整理させてください←
ナナシって何者?
先ず「なんでナナシが秘密箱を持って現れたのか」これは直前に彼がオズワルドの元を訪れて彼の手から直接この箱を受け取っているんですよね。
つまりやっぱり箱はオズワルドが持っていて、でもなぜかそれをエマにではなくナナシに渡してしまったということになる。
「これ借りてくね」なんて軽い一言ですんなり貸しちゃってるし、ふたりの会話は敵同士のそれとは思えなかったよなぁ。
しかもその際オズワルドはナナシに対し「レインボーロマンの設計図が本来どのような目的で制作されたものであるか」その見解について事細かに伝え、ナナシは「彼に伝えておく」なんて答えたりもしてる。
まるで「機械対決」は始めから何か別の目的があって、首謀者と人質をふたりで打ち合わせて演じていたみたいな口ぶり。
そうして伝書鳩のような働きをするナナシを「大層な身分だというのに」と皮肉交じりに労うオズワルド。
いやオズワルドってグランドマイスターなんでそれこそ大層な身分じゃないですか。そんな彼が大層な身分だってそれ相当大層な身分ですよね←
それから、実はエマが眠れなくて夜風に当たってたとき彼女は「鏡に映っていなかった」んです。でもナナシには普通にエマが見えていて、ナヴィが「どうしてナナシにはエマの姿が消えていても見えるのか」って聞いたら「夢の力が強いから」って。
取り敢えずエマが消えるのは妖精女王と同じ力を使って「妖精に近い存在になっているから」ってのは分かる。で、妖精は夢の力が強い人にしか見えないってのも。だけど、エマが消えるとクロウやイツキもみんな彼女のことが見えなくなっちゃうジャン?
てことはナナシってそこらのマイスターよりもよっぽど夢の力が強い人ってことになるよね。
夢王族とかそれに近い血筋だったりする?
オズワルドが「ナナシって便利な名前だよな」って呟いてるシーンもあるんですけど、本当はめちゃくちゃ身分が高い別の名前があって、それを明かせないから名無しでナナシを名乗っているとか。
めちゃくちゃごちゃごちゃしてるけど、いま「ナナシ」と「胡蝶」と「エデン」と「クロウたち」って主軸は4勢力に分かれてると思うんだよね。
ナナシは表向きは胡蝶のリーダーテスタメントの部下であり、マイスターの夢を壊そうとしてるけど、胡蝶とは別に個人的に動くこともあり、連盟の闇に一石投じるみたいな思惑もありそうでなさそうで、エデンには秘密箱を託されていて、でもエデンのことはちょっと疑ってて、今これをエマと一緒に開くことを望んでる。
胡蝶はとにかく黒妖精を暴れさせたくて、なんかの拍子にエデンから聞いた通り「エマが浄化の力を使えること」に狂喜乱舞してて、エマを覚醒させたがっている。
エデンはその思惑が誰にも分からなくて、ただナナシとクロウたちにそれぞれ箱と鍵を託しているのでこの2者のことはある程度信頼しているような気もするし、でもあまりにもヒントが少ないのでそれぞれの立場の人が「エデンはこうなんじゃないか」「ああなんじゃないか」って見地を持っている感じ。
クロウたちはマイスターの夢を壊されることが許せなくて、エデンもきっと同じ想いだと思ってて、だから胡蝶を止めなければならないし、胡蝶の思惑通りにエマが浄化の力を使い続けることは危険だと考えている。
分かんないけど、妖精女王は誰かに何かされたんじゃなくただ力が弱くなっちゃって、代わりに黒妖精を繋いでくれる人がいないと世界の均衡が保てないからそのためにエマを次期女王にさせようとしてるのがエデンで、エデンとほぼ目的は同じなんだけど妖精を黒く染めてしまった人間が許せないって感情も持ってるのが胡蝶で、どっちに転ぶべきか揺らいでいるのがナナシで、エマを妖精女王ではなく人間の女の子としてゲルダのようなギルドキーパーになりたいって夢を叶えさせてあげたいと願っているのがクロウたち、って感じに展開していくんじゃないか。
やっぱりプロローグにあった通り最終エデンとクロウはエマを妖精にするか人間にするか彼女を巡って戦うのかな。
全然分かんないしめっちゃムズいねゆめくろ。
夢100の400倍くらいストーリーごちゃついてる(アホ
ナヴィの鼻唄
今回ヒースと共に音楽を奏でたことでちょいちょい鼻唄を歌ってくれるようになったナヴィ。
この鼻唄が完全にトロイメアなんですよねw
夢100オタクが100万回は聴いてるメロディ。
もしかしてこれが「秘密箱を開けるために必要な音楽」だったりする?
ちなみにわたしずっとナヴィは「元ホープの妖精なんじゃないか」って思ってたんだけど、「エメラルドの都」の一件でゆめくろの方が過去説が濃厚になってしまったので、どうやら違いそうですよねぇ。ちょっと残念。
この鼻唄のくだりで入るナヴィの回想シーンも、「一緒に歌おうよ」「僕と一緒に」って書いてあるんだけど、ホープは小さい頃からずっと自分のこと「俺」って呼んでるもんな←
裏切者はノア?
ディレッタントから連盟本部に戻るって言ってたルージュがランヌ協力の元ノアの活動記録について調べてみると、木彫り職人レノの暴動事件以前、マイスターではない「一般人」の暴動事件がノアの周りに数多く発生していたことが分かった。
ノアはグランやルージュに何かを勘付かれていることに用心しつつも誰かと連絡を取り合い「黒い粉を使って何かをしようとしている」ような描写が描かれていました。
何をしてるのかは分からないけど、「子どもなんだよねぇ」とルージュが呟いていたこともあり、なんとなくだけどちょっと浅はかな動機で、メンバーたちには内緒で、何かしようとしてるんでしょう。
彼は森の王で過去人の手によって父を殺されているし相手は「一般人」ってことなんで恐らく自分の復讐か何かのために「黒い粉」をくすねているってところで、胡蝶やらナナシやら黒妖精やらとはぶっちゃけ全く無関係な話だとは思います。
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