ありがとう、ゆめくろくん
2024年11月19日をもってゆめくろくんがサービス終了することが決定してしまいました。
6月くらいにマイスターが報酬・ガチャ産ともにいわゆるストが分岐しない「純覚醒」に転換してよりなんとなく雲行きの怪しさは感じていましたが、周年のリアイベではひたすらチケ落選しまくるという盛況ぶりも痛感していたため、個人的にはこんなに早くこのお知らせを受けることになるなんて思ってなかった、ってのが本音です。
ただ、サ終後もアプリ外で展開するコンテンツやオフライン版の提供があるってめちゃくちゃすごいよな? 舞台とかグッズ販売は続いていく、みたいなことなのかな。
正直サ終は何度も何度も経験してきましたが、こんなに丁寧にしてもらったのは生まれて初めてかも知れません。
ゆめくろくん、ジークレさん、2年半たくさんの夢とたくさんの恋を本当にありがとうございました。
そして、最後の最後までわたしたちユーザーを大切にしてくださってありがとうございます。
特に2周年以降、本当に本当に頑張ってくださってたのめちゃくちゃ伝わってました。
寂しさはもちろんあるけれど、それ以上にいただいたものが大きかったのでまずは感謝の気持ちでいっぱいです。
アプリはもちろん、ドリパレもアニパレも、キュイ先生のコラボカフェも常花の温泉コラボも全部全力で楽しんだとても大切な思い出です。
こういうとき、「個人的な発言は慎むべき」だとか、「感謝の気持ち以外述べるべきではない」って所見をお持ちの方は必ずいらっしゃって、もちろんそれが正解だしそれがいちばん美しいのだけど、ぶっちゃけわたしは個人的な発言も感謝以外の感情も「発して差し支えない」と考えている派です。
いや、さすがに公式にリプでイチャモンぶちまけたり誰かに絡んだり迷惑を掛けたりそういう悪質なものは肯定できませんが、同じアプリで共に遊んできた同志たちがどこかでひっそりと綴っているような「個人の見解」ってわたしはめちゃくちゃ知りたいし、述べたいなとも思います。
この時点で「違うな」って感じる方は恐らく嫌な気持ちになると思うのでどうかこの先を読まないでください(土下座
わたしがリリース当初からゆめくろくんに感じていた「危うさ」のようなものは、まずは「目安箱」と「プロデューサーレター」にありました。
もちろんどんなアプリにも同じようなツールはありますが、ゆめくろは今までプレイしてきたどのアプリと比較しても「プロデューサーレター」の内容に単なるお知らせ以上のもの、発信手の人間味や感情のようなものが色濃く乗っていて、親しみやすく、運営とユーザーの距離がとても近かったように思います。
ご意見箱に寄せられたさまざまな要望について「懇切丁寧に対応してもらえる」のは当然ありがたく嬉しいことであり、運営側からすればアプリをより良いものに改修していくための指標を気軽に得ることができるというメリットに加え、ユーザー側にアプリ延いては運営を「応援したくなる気持ち」を芽生えさせることができるそれ自体は大変誠実な手段だったんじゃないかと感じます。
ただこれには大きなリスクがあって、存在が身近であり対応が誠実であればあるほど「要望」って「生まれやすい」んですよね。
そしてそれらはたとえば「あれは聞いてくれたのにこれは聞いてくれなかった」なんて心象に変わっていきます。
外から見ればすでにどこよりも素晴らしいサービスなのに、どういうわけか中の人たちだけがまだまだ未熟なサービスだと感じ目安箱に要望を投函し続ける。
逆に目安箱を廃止し投書への対応を毅然としたものに変えることで顧客満足度が上昇したりするというのは実はどこの企業でも起こってることだったりします。
これは不誠実だと感じた客が離れるからそうなるわけじゃなく、提供者が気軽に文句を言える相手ではなくなることで消費者があくまでサービスをいただく側であることを思い出し軽率な要望が生まれにくくなるためです。
ゆめくろくんは同シリーズ内でも本当にサービスが充実していて優遇されていて、その割にメインユーザーからの「不満の声」というものがとても大きい作品だったと個人的には感じてます。だからどうというわけではないが、間違いなくマイナスプロモーションのひとつではあったと思う。
はっきり言って、わたしは長年ずーっと大好きなジークレさんや夢世界をゆめくろリリースと同時に参入してきたような一部の新参者に「クソ」呼ばわりされることが本当に胸糞悪くて仕方なかったです。
そしてここからはさらに個人的な感想、根拠のない所感になっていきますが、ゆめくろくんはラジオや生放送におけるスタンスといい、もしかしたら変にオタク文化というものを意識し過ぎてしまってたんじゃないかな、なんて思ったりもする(なんじゃそら
全体的にライトオタクが敢えて嗜んでいないようなディープな文化まで運営がかなり積極的に推奨しているような雰囲気を常に感じていたが、コア層には居心地が良いものだったのか、あるいは公式の伺い知らぬところでひっそりとやるからこそいいものだったのか分からんが…
まるでオタク同士のオタトークのようなアンケートで結局推しが実装されるたびに完凸のため課金を惜しまないのは単推しや夢女子なのだろうと結論し、スイフェスDD他アプデの度に人気攻略キャラの際どいスチルやボイスなんかに特に力を入れていたように見えたけど、実際わたしの周りでは最後まで残ってる重課金者の全員がバトルやクエスト攻略の方に楽しみを見出している人たちで、ほとんどがキャラクターのステータスやスキルに注目し安定した課金を続けているのですよね。
乙女系とは言えゲームはゲームなのだから、ある日突然消えてしまう「儚い恋心」よりずっと長い間育て上げてきた「最強のデッキ」の方が人って断然手放しがたいのだろうと思います。
そして、そのどちらにも当てはまらないがわたしのように細く長く微課金を継続する人たちは恐らく「コンテンツ推し」に分類されるのでしょう。
2周年でほとんど離れてしまったが、本来もっとも根強いファンになり得たのはそもそも夢100を10年弱も愛し続けることができる少し未来の夢世界からやって来た「コンテンツ推し」勢のほうだったのかも知れません。
一見ライト層だが実は誰よりも世界観には没入し「スト読み」に重きを置いているため、クエスト攻略を楽しみたい人がストをスキップし続けることを煩わしく感じていた同程度、イベスト全解放までの拘束時間がやや長いことや多くの個ストを割ける時間やお金に応じて最後まで読めないことに小さなストレスを覚えていたのではないかな。
現在大盤振る舞いをしていただいてはいるが、正直わたしはメインクエストでのピース集めの子たちを半分諦めてしまってるw
おでかけをサボっていた妖狐葵さんの親愛ストとボイスドラマを最後に解放できれば御の字かなぁ。
それにしても素晴らしいビジュ。涙
いろいろ書いてしまったが、ゆめくろくん今まで本当にありがとね。オフライン版といつかどこかで読めるかも知れないメンストも楽しみに待ってます。ずっとずっと大好きだよ。これからもよろしくね。